はじめに
「エアコンを使っていても体が火照る」
「頭だけ熱くて顔が真っ赤、でも手足は冷たい」
「夜になると体に熱がこもって眠れない」
このような悩みを訴える方が、夏の終わりから秋にかけて増えてきます。これは単なる“暑さ”ではなく、自律神経や血流の乱れが影響している可能性があります。放っておくと疲れが抜けず、だるさや不眠、頭痛などにつながることも…。
そこで今回は、体の熱がこもって抜けない原因と、自宅でできるセルフケアをご紹介します。
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✅ 体の熱こもりセルフチェック
顔や頭だけが熱く感じる
手足が冷たいのに体幹は熱い
寝つきが悪く、夜中に目が覚めやすい
汗をかいてもスッキリしない
こうしたサインがある場合、体内で熱の循環がうまくいっていない可能性があります。
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🔎 体に熱がこもる主な原因
1. 自律神経の乱れ
冷房と外気の温度差、ストレス、生活リズムの乱れで交感神経が優位に。体温調整が難しくなります。
2. 血流の滞り
筋肉がこわばって血流が悪くなると、熱が体内にこもりやすくなります。
3. ホルモンバランスの影響
特に40〜50代の女性は更年期症状の一環として「のぼせ・火照り」を感じることも。
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🧘♀️ 自宅でできるセルフケア
深呼吸・軽いストレッチ
交感神経優位をリセットし、副交感神経を働かせます。
足湯で“頭寒足熱”
38〜40℃のお湯で足を温めると、上半身の熱が下へ降りやすくなります。
カフェイン・アルコールを控える
どちらも交感神経を刺激し、熱こもりを悪化させる要因になります。
ぬるめのシャワー
38℃前後のシャワーでリラックスしながら体温を調整。就寝前におすすめ。
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🏥 プロのケアを受けるのも一つの方法
整骨院では、
自律神経整体
特殊電気療法(微弱電流や立体動態波など)
を用いて、体の熱を循環させ、バランスを整えるサポートができます。セルフケアだけではなかなか改善しにくい場合は、一度ご相談ください。
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まとめ
夏から秋にかけて「体の熱がこもって抜けない」と感じるのは、単なる“暑さ”ではなく、自律神経の乱れや血流の滞りが関係していることが多いです。
深呼吸や足湯などのセルフケア
カフェインやアルコールのコントロール
必要に応じて専門ケア
これらを組み合わせることで、熱こもり体質を改善しやすくなります。
「寝ても疲れが取れない」「体の火照りで休めない」という方は、ぜひ早めに整えていきましょう。