― お腹は治ったのに、体がつらい理由 ―
胃腸炎が落ち着いてきて、
「下痢や吐き気は治ったのに…」
「なぜか腰や背中が痛い」
「体がバキバキする」
こんな状態になっていませんか?
実はこれ、
胃腸炎のあとによく起こる体の反応のひとつです。
なぜ胃腸炎のあとに腰や背中が痛くなるの?
① 寝込んでいたことで体が固まっている
胃腸炎の間は、
・長時間横になっている
・同じ姿勢が続く
・ほとんど動かない
という状態になりがちです。
その結果、
-
腰
-
背中
-
股関節
の動きが悪くなり、
起きて動き始めたときに痛みとして出やすくなります。
② お腹をかばう姿勢が続いていた
胃腸炎中は無意識に、
・体を丸める
・前かがみになる
・お腹に力を入れないようにする
といった姿勢をとりやすくなります。
この姿勢が続くことで、
背中や腰の筋肉に負担が集中し、
回復後に痛みが出ることがあります。
③ 水分不足で筋肉がこわばっている
胃腸炎のときは、
・食事量が少ない
・水分が十分とれていない
・下痢や発熱で水分を失っている
ことが多く、
体は軽い脱水状態になりがちです。
水分が不足すると筋肉はこわばりやすく、
腰や背中の痛みにつながりやすくなります。
④ 体力・筋力が一時的に落ちている
数日間の体調不良でも、
・体幹の筋力
・姿勢を支える筋肉
は意外と落ちています。
「治ったから大丈夫」と動くと、
支えきれずに腰や背中に負担が出ることがあります。
胃腸炎後に多い腰・背中の痛みの特徴
・動き始めが痛い
・朝が特につらい
・長く座ると重だるくなる
・前かがみで違和感が出る
ズキッとした強い痛みより、
重だるさ・張り感が多いのが特徴です。
自宅でできる対処のポイント
✔ 無理にストレッチしない
回復直後は、
強く伸ばすより 軽く動かす程度 でOK。
✔ 体を温める
腰や背中を温めることで、
血流が良くなり痛みが和らぎやすくなります。
✔ 水分をこまめにとる
常温の水や白湯を、
少しずつでも意識して補給しましょう。
✔ 動きは「7割」を意識
完全復帰はもう少し先で大丈夫。
「今日はこれくらいでやめておく」が正解です。
まとめ
胃腸炎後の腰痛・背中痛は、
・長時間の安静
・姿勢のクセ
・水分不足
・体力低下
これらが 重なって起こることが多い症状です。
お腹が治った=体が完全に回復、ではありません。
「なんか体がつらいな」と感じたら、
無理せず体を整える時間を作ってあげてください。
